【数字で見る相続】1ページ 82.4%
「82.4%」とは、国税庁が発表した「平成25事務年度(平成25年7月~平成26年6月)における相続税の調査の状況について」から、相続税の実地調査件数11,909件のうち、申告漏れ等の非違件数9,809件が占める割合を指します。
なおかつそのうち8割強が申告漏れ等の非違(間違い)を指摘されてしまうのです。申告漏れ課税価格は3,087億円。これを実地調査件数で割ると、1件当たりの申告漏れ課税価格は2,592万円となっています。申告漏れ相続財産の金額の内訳は、現金・預貯金が最も多く、1,189億円と39.2%を占めています。それゆえ、相続税の税務調査では、現金・預貯金について重点的に調べられます。「相続税を申告したら、税務調査が来る」と想定して、対策を進めましょう。
相続・贈与について少しでも関心がある方は、お気軽にご相談ください。