【数字で見る相続】1ページ 49.7%
「49.7%」とは、裁判所「司法統計」にある、平成26年度遺産分割事件数の総数12,562件を当事者数別に分けた場合、当事者3人以下が占める割合。遺産分割事件の半数近くが3人以下で起きていることが判明しました。
詳細を見ると、「2人」は2,786件(22.2%)。「3人」が3,459件(27.5%)と最多層でした。遺産分割の争いは、大人数で繰り広げられるケースが少なく、2~3人の少人数で行われているケースが多いのです。
なお、遺産分割事件のうち「遺産価額1,000万円以下」の割合は32.0%に上ります。「争族」は、多額の遺産がある大家族の話ではなく、分割できない少額資産を少人数で争う出来事なのです。
相続・贈与について少しでも関心がある方は、お気軽にご相談ください。