【数字で見る相続】1ページ 2,783件

「2 ,783件」という数字は、法務省「戸籍統計」による2015年度の「姻族関係終了届」の届出件数を表しています。「姻族関係終了届」とは、配偶者が亡くなった後で、配偶者の血族との姻族関係を解消したいときに提出する届出です。俗に「死後離婚」とも言われています。この姻族関係終了届の届出件数は、2 0 0 6年度は1, 854件でしたが、9年の間に1.5倍も増加しています。
 婚姻関係終了届を出す背景には「夫と結婚はしたが、その親族と結婚したわけではない」「夫やその親族らと同じ墓には入りたくない」「残された舅や姑の世話なんてしたくない」など、さまざまな思いがあることでしょう。
 婚姻関係終了届を提出すると、相続にどのような影響があるのか、気になるところです。詳細は3ページ、4ページにて解説してあります。相続・贈与について少しでも関心がある方は、お気軽にご相談ください。