【数字で見る相続】1ページ 2.82%

 国税庁が平成27年の相続財産種類別の被相続人数を発表しています。この調査によると、売掛金を相続財産とした被相続人は2,909人いることがわかりました。この人数はすべての被相続人(103,043人)のうち2 . 82%を占めます。決して多い数字ではありません。むしろ、売掛金が相続財産となることは稀なケースでしょう。
 売掛金や貸付金といった債権は適切な処理をしないと、多額の相続税や贈与税がかかってしまう可能性があります。稀なケースだとしても気を抜けません。4ページでは債権放棄する際の注意点について紹介していますので、一読ください。