【数字で見る相続】1ページ 4,032件
法務省の戸籍統計によると、2016年度に提出された『姻族関係終了届』の件数は過去最高の4,032件でした。10年前と比較すると2倍以上となります。『姻族関係終了届』とは、結婚して法律上の扶養義務が発生した配偶者の親族との“姻族関係”を終了させるものです。提出者の多くは、夫を亡くした女性だといいます。生前に夫から暴力を受けていたり、夫の両親や兄弟姉妹と折り合いが悪いことが主な原因のようです。今後も、姻族関係終了届の提出件数は増えていくと予測されています。本誌4ページでは、姻族関係を終了させた場合の相続問題について解説しておりますので、ぜひご一読ください。