【数字で見る相続】1ページ 13.0%

 国立社会保障・人口問題研究所の『第15回出生動向基本調査(2015年)』によれば、結婚後5~9年の夫婦で子どもがいない割合は13.0%で、年々増加傾向にあります。
 子どもがいない夫婦間で相続が起こった場合、相続人は被相続人の父母となり、父母が死亡している場合は兄弟姉妹となります。兄弟姉妹がすでに死亡している場合は姪・甥となり、配偶者や子どもが相続人の場合に比べると相続トラブルが起こりやすくなります。
 ちなみに同調査によれば子ども1人の割合は28.2%で、子ども1人の割合も増加傾向にあります。1人の場合、両親が2人とも亡くなったときの負担の大きさが課題です。
 家族構成や推定相続人によっても問題が異なるため、事前に対策を立てましょう。